不動産の売却と言えば、持て余している土地や、引っ越しに伴う戸建て物件の売却などをご想像される方が多いと思います。しかし、倉庫や工場、駐車場として利用していた土地を売却される方もいらっしゃいます。今回は、駐車場の売却についてご紹介しようと思います。駐車場を売却する場合、戸建て物件やマンションなどと同じように、不動産会社に査定をしてもらい、仲介契約をする必要があります。仲介契約をしたら、不動産会社のほうで、新聞の折り込みチラシやインターネット、顧客へのDMなどで販促活動をしてくれます。そして購入者が見つかれば売買契約を結びます。駐車場の土地売却をお考えの方は「相場よりも高く売りたい」と望む方が多いでしょう。高く売却するには、コツがあります。まず、余裕を持つこと。駐車場の売却は他の不動産売却よりも時間がかかります。土地を購入した人が駐車場の運営を継続しない場合も考えられますので、駐車場利用者に告知をして解約をしなければなりません。次に、土地の用途を限定しないこと。駐車場用地として売りだすよりも、用途は購入者に任せる方が、売却価格が高くなります。最後のコツは、複数の不動産会社に査定依頼をすることです。不動産会社によって得意とする分野があります。査定を比較しながら駐車場の売却に強い不動産会社を探してみましょう。