不動産売却、特に住宅の売却を検討している場合、不動産会社の査定以外にも今住んでいる状態での内覧を行なうことがあります。不動産会社が見つけてきた買い手候補に、今家に住んでいる状況を見てもらうのですが、この時、あまりにも家が荒れていると購買意欲が薄れてしまうので、お掃除などにかなり神経を使われる方も多いようです。
しかし、あまりに綺麗にしすぎて、生活感が全くなくなってしまうと、その物件を買った後の生活のイメージがしにくいという場合もあるようです。
何故、ある程度の生活感が出ていたほうが良いのかというと、家具や生活雑貨が置いてあることで、実際に自分が住んでいる時の状況を火葬体験できる場合があるからだそうです。例えば、キッチンに並べられた食器や壁にかけられた調理用具。お子様のおもちゃが並ぶリビングや、寝室の状況。クローゼットにお洋服がつられているのも、どのくらい入るかが分かりやすいということで、意外と好評な場合があるようです。
その辺りは意外と難しい塩梅で、あまりに生活感が出ていても、少し小汚く見えてしまいますし、あまりジロジロ見られたくないと思うのも当たり前のことです。内覧については、不動産会社の担当者に、どのくらいの準備をするのか聞いておくのも必要です。